
音声や文字などの言葉、顔の表情だけで、すべての物事を的確に伝えることは難しいですよね。 百聞は一見に如かず。 言葉でくどくど説明するより、図や写真で説明したい!電話、メール、TV会議では伝えきれないから、直接会って話したい!なんて思ったことはありませんか?
PCで仕事することが当たり前の現代、写真や図表を使って資料を作成し、メールで送れば充分!という方もいらっしゃるかもしれませんね。 しかし、次のようなことを的確に伝えるには、どれほどの説明や表現の工夫が必要になるか、考えてみてください。
- 意匠デザインの状態:配置、配色、テクスチャの見た目の具合など
- 機械部品の状態:構造配置、部位の指示、材質表面の仕上げ具合など
- 映像デザインの状態:オブジェ、配置バランス、配色、陰影、タッチ、ニュアンスなど
ものの状態や部位、その人の感覚で印象が支配されがちな事柄を、ことばに置きかえて伝えようとすると・・・。 これが些細なことでも、意外と多くの時間と労力を費してしまうもの。 そして、いくら言葉を積みあげてみても、本当に相手に理解されたのか心配になりますよね。 やはり、イメージでビジュアルに伝えるほうが効率的かつ確実なのです。
ITを活用して、「もっと楽に」「もっと自由に」表現できて、確実に伝える方法はないのでしょうか?

SaasBoardには、図や写真でアイデアを表現できるWebボードが実装されています。 テキストや描画ツールをはじめ、MicrosoftのWord、Excel、PowerPointファイル、各種イメージファイルや動画ファイル、 そしてYouTubeやWebサイトコンテンツなどを、 1枚のプレーンなページ上にオブジェクトとして自由に貼り付け・配置することができます。
貼り付けたオブジェクトは、他のオブジェクトと重ねることも可能。手前か後ろか、表示順位を指定して自由に配置できます。画像の上に描画ツールで◎や?を書き込んだり、テキストでコメントしたりなども簡単。「ここ!」が一瞬で相手に伝わる快感は、他のツールでは決して味わえないはず!
オブジェクトの表現の自由度がとても高いため、ニュアンスや情感など説明が難しい事柄もイメージで表現可能。 言葉で表現すると大変なことでも、「こんな感じ!」で、すばやく確実に伝えることができます。

Webボードに貼り付けたすべてのオブジェクトには、「スプライト」と呼ばれるオブジェクトを追加していくことができます。 スプライトは、コメントを書き込む「吹き出し」と考えてください。誰でも・いつでも・好きなだけ、コメントで自分の意見を加えていくことができるのです。
これにより、MindMap のように思考に自然で、効率的なディスカッションが行えます。最初はひとつのオブジェクトだったものが、Webボードに集う人々の意見が追加されることであたかも枝葉が伸びていくように、スプライトを派生させながらディスカッションしていくことができるのです。メンバーは各自都合のよい時にWebボードへアクセスし、いつでも意見やアイデアの追加が可能。決まったミーティング時間以外も「時間の制約を超えた」コラボレーションが実現できます。
また、関連づけられたスプライトのつながりはそのままディスカッションの流れと構成を表します。いつ、どのようなディスカッションが行われたのか、内容の濃いオンライン議事録としての保管も、組織の貴重なナレッジとしての活用も可能です。
各自が好きな時間に、自由にアイデアを持ち寄り、ビジュアルで表現して伝え合う。 これが創造性あるWebコラボレーションを支える、SaasBoardの核であり、アドバンテージなのです。

Webボードは、単にディスカッションのためのビジュアルツールではありません。 オブジェクトを自由に配置し、スプライトで次々と関連付けしていける機能を応用すると考えれば、そこには無限の可能性が広がります。
いくつか応用事例をご紹介しましょう。下のイメージをクリックすれば、実際のWebボードにアクセスできます。 さあ、今すぐWebボードを体感してみてください。
Webボードの閲覧のしかた
- YouTubeやGoogleMapなどのオブジェクトは、そのままムービーの閲覧やマップ操作が可能です。
- オブジェクトが存在しない位置にマウスポインタを置くと、マウスポインタが手のイメージに変わります。 そのまま左ボタンで背景をつかんだままドラッグすれば、ページ全体を上下左右に動かすことができます。
- ウインドウ右下のオブジェクトマップの上にマウスポイントを置くと、スケールが表れます。 矢印を動かせば、ページ全体を拡大・縮小することができます。
- ページ上のオブジェクトの配置状態は、ウインドウ右下のオブジェクトマップ(青い透かしで表示)で確認できます。